MBAの選び方1

一口にビジネススクールと言っても様々なものがあります。

ここでは各ビジネススクールが公表している情報を元に分類してみたいと思います。

海外か国内か

一括りに海外というのはあまりに乱暴かもしれませんが、生活や渡航の問題に影響するので分けました。私は家族もおりまた仕事を辞めて生活できるほどの蓄えもないので、国内MBAを選びました。

学位課程か非学位課程か

学校教育法に定めた修士の学位課程か、そうでないかの違いがあります。さらに学位課程には、専門職修士課程と従来の修士課程があります。
専門職修士は日本のほとんどの学位課程のビジネススクールが該当します。従来の修士課程は、慶応や筑波ビジネス科学など一部の人気ビジネススクールが該当します。一橋や筑波のように、両方設置しているところもあります。
非学位課程のビジネススクールは数え切れませんが、東大EMPのように大学が設置するプログラムもあります

全日制か夜間制か

全日制は昼間帯に授業のあるビジネススクールです。当然仕事の両立は難しいでしょう。慶応や京大などの人気ビジネススクールが該当します。夜間制は平日の18:30頃からと土曜に開講されているもので、日本のビジネススクールの大部分が該当します。早稲田のように両方設置しているところもあります。

国公立か私立か株式会社立か

まず学費に影響します。初年度納入金は国公立の場合70万から80万程度、私立の場合140万から200万程度となります。
また国公立の方が教員一人あたりの学生数が少なく指導の質が高いというメリットがありますが、逆に私立だと比べ多くの同級生がいるのでやり方次第で幅広いコネクションが得られるというメリットがあります。

通学制か通信制か

通信制はインターネットを用いた遠隔授業や掲示板によるディスカッションが主体のようです。拘束時間に余裕が生まれる反面、インタラクティブさは劣ります。