エンジニアがMBAに通う意義1

もうすぐ前期が終了しますが、ここでエンジニアがMBAに通う意義について書いてみます。とりとめなく列挙しますが、特に纏っていないのでご容赦ください。

経営陣と議論できる知識が身につく

経営層に対して意見や提言をするとき、自分の主張を補強できる知識が身につきます。その知識は、単に最新の研究では・・・とか、成功事例では・・・といった聞いたことをそのまま披露するのではなく、自分の組織に当てはめたらこうだからとか、自分の考えはこうだからこうすべきだと、考えを主張する際の血肉となります。
特にエンジニア一筋の人の場合、文系型人間との議論は、相対的に知識不足と狭い認識がハンデになります。それを克服できる手段の1つが、MBAでの勉強だと思いました。

数学を知っている分吸収しやすい

経営分析、マーケティング、会計では統計の知識が必須です。ファイナンスは、数理工学の固まりです。様々な経営学的実証研究でも統計における相関から結論を導き出すことがあります。
大抵の理系が大学教養課程で取る微積分と線形代数、それに一部の理系がとる数理統計学の知識は、そのまま流用できます。これらの勉強に時間を割く必要がないため、必要な知識取得に集中できました。