国内MBA比較(首都大学東京編)

金融ビジネス街のど真ん中、丸の内にある首都大学東京大学院社会科学研究科経営学専攻高度専門職業人養成プログラムの夜間MBAを取り上げます。ちなみに首都大は東京都立大学が発展し名称変更した、東京都が設置する公立大学です。

開講科目状況

科目グループ 首都大
戦略
マーケティング
会計
組織
財務
人材人事
金融
国際経営
オペレーションズマネジメント
企業倫理・哲学
証券
経済学
アントルプレナー
ビジネスエコノミクス
技術経営
統計
ベンチャー
経営科学
ブランド
ロジスティクス
イノベーション
法務
英語
知的財産
情報システム
ロジカルシンキング&ライティング
ネゴシエーション
経営史
税務
意思決定
プロジェクトマネジメント
CRM
サービス・マネジメント

出典:社会科学研究科経営学専攻 授業概要・履修案内

幅広く経営分野を網羅してるだけでなく、経営科学系の授業が充実しています。マネジメントサイエンスコースがあり、数理計画法、最適化、ゲーム理論、機械学習などを学ぶ科目も設置されています。また国内MBAには少ないが米国MBAには標準的に設置されている意思決定やロジカルライティングが設置されているのも特徴です。公共経営アクションリサーチといった地方活性化にまつわる科目もあります。

専任教員一人当たりの学生数

専任教員は17人、定員は2学年でMBAプログラムが60人程度なので、専任教員一人当たりの学生数は3.5人です。慶応や早稲田といった私学はもとより、同じ国公立の一橋や筑波よりも良い数字です。

初年度納入金

802,800円(東京都民は661,800円)

国立の筑波、一橋よりもさらに廉価です。おそらく日本一でしょう。更に都民ならば入学金が半分ですみ、なんと66万になります。

倍率

平成20年度志願者115、入学者42、倍率2.7倍

平成21年度志願者120、入学者37、倍率3.2倍

平成22年度志願者146、入学者39、倍率3.7倍

古いデータしか見つかりませんでしたが、3倍を超える年もある激戦スクールです。

まとめ

既存の組織や制度を変革するために、お手軽なノウハウではなく、本当の意味でビジネスリーダーに求められる幅広い視野、創造的・戦略的な判断力、高い倫理観を持つ人材を養成するのが目的だそうです。幅広く経営分野を網羅してるだけでなく、マネジメントサイエンスも学べるのが特徴ですね。専任教員一人当たりの学生数が良く、しかも修論必須なので徹底した少人数教育を実践しているのでしょう。教員も著名な人が多く、間違いなくトップスクールの一つです。しかも学費の安さは日本一です。

場所も都庁から丸の内に移ったので人気はさらに上がりそうです。